【ポケモン育成入門】種族値、個体値、努力値とは

ポケモン育成関係

どうも、ラビットです。

今回は、ポケモン育成初心者に向けて「種族値、個体値、努力値とは何か」を解説します。

これを読めば、ポケモンバトルに勝つために必要な超基礎知識が身に付くと思うので、ぜひ参考にしてください。

なお、初代や金銀はこの解説に当てはまらない部分もあるのでご注意ください。

種族値=ポケモンの種類ごとの強さ

種族値とは、簡単に言うと、ポケモンの種類ごとに設定された能力の高さのことです。

例えばアルセウスが強いのは種族値が高く設定されているからで、逆にヒマナッツは種族値が低く設定されているので弱いんです。

このように種族値というのは、ポケモンの強さに直結します。

わかりやすいように、動物で考えてみましょう。

例えば、

  • チーターは足が速い
  • クマは力が強い
  • 人間は賢い

というように、動物ごとに特徴がありますよね?

これを種族値に置き換えると、

  • チーターはすばやさの種族値が高い
  • クマはこうげきの種族値が高い
  • 人間はかしこさの種族値(ポケモンにはありませんが)が高い

と言えます。

何となくわかりますかね?

種族値の調べ方

種族値はゲーム内や攻略本でザックリとはわかりますが、正確に知るにはネットで検索するのがおすすめです。

「ポケモン名 種族値」といった感じで検索すればOKです。

試しに「ピカチュウ 種族値」で検索すると、このようなページが出てきました。

引用元:https://yakkun.com/swsh/zukan/n25

数字が大きいほど能力は高く、70〜80くらいが平均です。

つまりピカチュウの場合「すばやさはやや高いが、それ以外の能力は低い」と言えますね。

ポケモンバトルで勝つためには、「種族値の高いポケモンを育てる」というのが非常に重要です(もちろん、好きなポケモンを育てるのも大事ですよ)。

ぜひ色々なポケモンの種族値を調べてみてください。

余談:「600族」って何?

余談ですが、「600族」とか「すばやさ130族」みたいな言葉も軽く解説しましょう。

「600族」とは、すべての能力の種族値の合計が600であることを指します。

ピカチュウの種族値合計が320ということを考えると、600族はかなり強いポケモンだと言えますね。

例えばバンギラス、ガブリアス、サザンドラなどが600族です。

「すばやさ130族」はそのままの意味で、すばやさの種族値が130であることを指しています。

つまり、すばやさがかなり高いという意味です。

例を挙げると、サンダース、ミュウツー、クロバットなどがすばやさ130族ですね。

個体値=個人差

続いては、個体値についてです。

個体値を簡単に説明すると、同じ種類のポケモン間での個人差といった感じになると思います。

個体値があることで、同じレベルの同じポケモンでも微妙な能力の差が生まれるんです。

わかりやすく、人間で例えてみましょう。

ここにAさん、Bさん、Cさんという3人がいるとします。

この3人は同じ”人間”という種類の生き物ですが、それぞれの能力には差がありますよね?

Aさんは頭がよく勉強が得意ですが、逆にスポーツは苦手です。

Bさんは勉強は苦手ですが、運動神経がよくスポーツ万能。

Cさんは勉強も得意なうえに、スポーツも万能。

おまけに顔も性格もよくて…みたいな感じです(世の中は不平等やで)。

ポケモンでも同じことが言えます。

ピカチュウの強さ(能力の傾向)は種族値で決まっていますが、ピカチュウ同士にも個人差があるんです。

ピカチュウAはこうげきが高いが、すばやさが低い。

ピカチュウBはこうげきは低いけど、すばやさが高い。

ピカチュウCはこうげきもすばやさも両方高い。

さらにぼうぎょ、とくこうも高くて…みたいな感じです(世の中は不平等やで)。

そしてバトルガチ勢は、Cのようなピカチュウが手に入るまでタマゴを孵化したり、捕まえてはリセットを繰り返したりするんです。

これがいわゆる「厳選」というものですね。

ちなみに最近は「きんのおうかん(ポケモンの全能力の個体値をMAXにできる道具)」などの道具が登場したので、厳選をしなくても個体値の高いポケモンを使うことができるようになりました。

個体値の調べ方

捕まえたポケモンの個体値をチェックしたい場合は、ジャッジ機能を使いましょう。

ソード・シールドのジャッジ機能は、ボックスで+ボタンを押すと使えます(バトルタワーのランクを「モンスターボール級」にする必要あり)。

これで個体値がどれくらいなのかを、「さいこう」とか「ダメかも」といった言葉でざっくり教えてくれます。

ちなみにそれぞれの言葉の意味は、下の画像のとおりです。

余談:「6V」って何?

ジャッジ機能だと個体値はざっくりとしかわかりませんが、実はそれぞれの能力に0〜31が設定されています(詳しい個体値が知りたい場合は、個体値カリキュレーターなんかを使ってみてください)。

そして「6V」とは、HP、こうげき、ぼうぎょ、とくこう、とくぼう、すばやさの6つの個体値が31であることを言うんです。

これがもし「4V」だったら、4つの能力の個体値が31であるということになります。

ちなみにこれは余談の余談なんですが、個体値31を「V」と表現するのは32進法からきているようです(詳しくはググってね)。

努力値=どの能力を鍛えたか

努力値を簡単に説明すると、どの能力をどれくらい鍛えたかという各能力ごとの経験値のようなものです。

つまりHPを鍛えると(=HPの努力値を稼ぐと)HPが高いポケモンに育ち、こうげきを鍛えるとこうげきが高いポケモンに育ちます。

人間も野球をたくさん練習したら野球が上達するし、ギターを練習すればギターが上手くなりますよね?そんなイメージです。

ドラクエをやったことがある人は、「スキルポイントみたいなもの」と思ってもらうと理解しやすいかもしれないです。

ただし無限に努力値が振れるわけではなく、

  • 1匹のポケモンに振れる努力値は、全能力合わせて510まで
  • 1つの能力に対し振れる努力値は、252まで(作品によっては255まで)

といった制限がありますので注意しましょう。

ちなみにゲーム内では「きそポイント」という言葉が使われていますが、なぜか非公式の用語である「努力値」の方が浸透していますねw

努力値の稼ぎ方

ではどのように努力値を稼げばいいか、ざっくりとですが解説していきます。

作品によっても違いますが、

  • ポケモンを倒す
  • 栄養ドリンクを使う

基本的にはこの2つですかね。

ポケモンを倒す

公式には明かされていませんが、倒したポケモンの種類によりもらえる努力値が設定されています。

例えばワンリキーを倒すとこうげきの努力値が1もらえて、コラッタを倒すとすばやさの努力値が1もらえるといった感じです。

なので特定の能力を鍛えたい場合は、その能力の努力値をくれるポケモンを延々と狩り続ける必要があります。

「きょうせいギプス」などの努力値稼ぎをサポートしてくれる道具はあるものの、結構面倒です。

「どのポケモンを倒すとどの努力値がもらえるのか」は各自検索してみてください。

栄養ドリンクを使う

栄養ドリンクとは「マックスアップ」や「タウリン」などの道具のことです。

1つ使うと対応する努力値が10ももらえます。

少し割高ですが栄養ドリンクはショップで買えるので、こちらの方法のが楽です。

お金で解決できるものは、お金で解決しちゃいましょう!

その他の機能を使う

上記2つ以外の方法で努力値を稼ぐこともできます。

例えばサン・ムーンの「ポケリゾート」やソード・シールドの「ポケジョブ」などです。

しかし僕は、こういった方法で努力値を稼いだことはありません。

なので正直よくわかりません…すいません。

まとめ

以上をもう1度、簡単におさらいしておきましょう。

  • 種族値…ポケモンの種類ごとに設定された強さ
  • 個体値…同じ種類のポケモン間での個体差
  • 努力値…どの能力をどれくらい鍛えたか

なるべくわかりやすく解説したつもりですが、何となく理解できたでしょうか?

特に「バトルフロンティアを制覇したい」とか「ネット対戦で勝ちたい」という場合、これらの知識は必須です。

しっかり理解できるまで、何度も読み返してみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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