どうも、ラビットです。
今回は「ポケットモンスターソード・シールド(剣盾)」の簡単な努力値振りの方法を、初心者にもわかりやすく解説しました。
「強いポケモンを育てたい」「努力値振りの方法が知りたい」という人はぜひ参考にしてください。
▼動画での解説はこちら。
そもそも努力値とは
努力値とは、ものすごく簡単に説明すると”ポケモンの能力ごとの経験値”のようなもので、一定ポイント溜まるとポケモンの能力がアップします。
つまり努力値を振ることで、ポケモンを強く育てることができるのです。
例えば、HPに努力値を振ればHPが高くなり、こうげきに努力値を振ればこうげきが高くなります。
人間も野球を練習すれば野球が上手くなるし、ギターを練習すればギターが上手くなりますよね?そんなイメージです。
”野生で捕まえたばかりのポケモン”と”一緒に旅をしてきたポケモン”の強さが違うのは、この努力値のせいなんですね(他にも色々な要因がありますが)。
ポケモンに努力値がどれくらい振られているかは、ステータス画面でXボタンを押すことで確認できます。
ちなみにゲーム中では、努力値ではなく「きそポイント」という言葉が使われていますが、同じ意味です。
実際に努力値を振る手順
実際に努力値を振る手順は、
- 鍛えたい能力を2つに絞る
- 栄養ドリンクを使う
- 微調整する
- 仕上げ
- 完了
といった感じです。
今回はザシアンを例にして、詳しく解説していきます。
鍛えたい能力を2つに絞る
まずは努力値で鍛えたい能力を2つに絞ります。
基本的には長所を伸ばしてあげるのがおすすめですが、場合によっては短所を補うのもありです。
なぜ鍛えたい能力を2つに絞るのかというと、振れる努力値には限りがあるからです。
努力値には
- 1匹のポケモンに振れるのは合計510まで
- 1つの能力に振れるのは252まで
という上限が設けられているため、欲張って全部の能力を鍛えようとするとどれも中途半端なポケモンに育ってしまいます。
そのため、2つの能力に特化して鍛えた方が対戦でも活躍が見込めるのです。
今回ザシアンは、こうげきとすばやさを鍛えることにしました。
栄養ドリンクを使う
伸ばしたい能力を2つに絞ったら、実際に努力値を振っていきます。
努力値を振るには
- ポケモンを倒す
- アイテムを使う
- ポケジョブの依頼を達成する
などの方法がありますが、今作に関してはアイテムを使って努力値を振っていくのが簡単なのでおすすめです。
具体的には、栄養ドリンク(「マックスアップ」や「タウリン」など)を使っていきます。
栄養ドリンクを使うと、1つの能力に努力値を10振ることができます。
シュートシティのショップで鍛えたい能力に対応した栄養ドリンクをそれぞれ25個ずつ買って使いましょう(1個1万円)。
バトルポイント(BP)がたくさんある人は、ナックルシティのBPショップで1個2BPで引き換えてもOKです。
今回は、「タウリン」と「インドメタシン」を25個ずつ買ってザシアンに使いました。
これで、こうげきとすばやさにそれぞれ250ずつ努力値が振れたことになります。
それぞれの栄養ドリンクがどの能力に対応しているかは、下の表を参考にしてください。
栄養ドリンク | 効果 |
マックスアップ | HPの努力値が10増える |
タウリン | こうげきの努力値が10増える |
ブロムヘキシン | ぼうぎょの努力値が10増える |
リゾチウム | とくこうの努力値が10増える |
キトサン | とくぼうの努力値が10増える |
インドメタシン | すばやさの努力値が10増える |
栄養ドリンクはなかなか高額なので、1匹のポケモンの努力値を振るのに50万円以上もお金がかかってしまいます。
とはいえ、今作のお金稼ぎは割と簡単です。
簡単なお金稼ぎのやり方は、下の記事を参考にしてみてください。
微調整する
さて、こうげきとすばやさに250ずつ努力値を振れましたが、鍛えたい能力を2つに絞るの項でお話したことを思い出してください。
- 1つの能力に振れるのは252まで
ということは、あと2ずつ振ることができますね。
この足りない2を振るには、3つの方法があります。
- 栄養ドリンクを使う
- ハネを使う
- 野生のポケモンを倒す
それぞれのやり方を紹介するので、好きな方法を使ってください。
栄養ドリンクを使う
先ほどと同じように栄養ドリンクを使えば、足りない2を振ることができます。
お金が余りまくってる人はこの方法でOKです。
ただ、「たった2振るために1万円使うのはもったいない…」と思う人もいると思います。
そういう人は別の方法で振っていきましょう。
ハネを使う
エンジンシティはずれの橋では、たまに「たいりょくのハネ」などのアイテムを拾うことができます。
こういった「〇〇のハネ」を使うと1つの能力に努力値を1振れるので、2つ使えば252にできますね。
普段からハネ集めをしておくのがおすすめです。
今回は「きんりょくのハネ」を2つザシアンに使って、こうげきの努力値をMAXにしました。
それぞれのハネがどの能力に対応しているかは、下の表を参考にしてください。
ハネ | 効果 |
たいりょくのハネ | HPの努力値が1増える |
きんりょくのハネ | こうげきの努力値が1増える |
ていこうのハネ | ぼうぎょの努力値が1増える |
ちりょくのハネ | とくこうの努力値が1増える |
せいしんのハネ | とくぼうの努力値が1増える |
しゅんぱつのハネ | すばやさの努力値が1増える |
野生のポケモンを倒す
「お金も使いたくないし、ハネ集めもめんどくさい」という人は、野生ポケモンを倒しましょう。
ポケモンを倒すと努力値がもらえます(表示はされないが、経験値をもらうタイミングでこっそり入っている)。
倒すポケモンによってもらえる努力値は変わるため、鍛えたい能力に対応したポケモンを倒す必要があります(進化系のポケモンは努力値をたくさんくれたり、複数の能力の努力値を1度にくれたりする)。
今回はすばやさの努力値を1くれるココガラを2匹倒して、ザシアンのすばやさの努力値をMAXにしました。
努力値は経験値と一緒に手持ちポケモン全員に入るため、鍛えたいポケモンのレベルが低い場合は控えに入れておいてもOKです。
どのポケモンを倒すと何の努力値がもらえるかは、下の表を参考にしてください(一例)。
ポケモン | もらえる努力値 |
ホシガリス | HP+1 |
ワンリキー、カムカメ | こうげき+1 |
ウールー、タンドン | ぼうぎょ+1 |
ユキハミ、バニプッチ | とくこう+1 |
クスネ | とくぼう+1 |
ココガラ | すばやさ+1 |
仕上げ
さて、これでこうげきとすばやさの努力値をMAX(252)まで振れましたが、改めて鍛えたい能力を2つに絞るの項でお話したことを思い出してください。
- 1匹のポケモンに振れるのは合計510まで
現段階では2つの能力に252ずつ、つまり合計504の努力値が振られています。
ということは6余っていますね。
最後の仕上げに、この6を振れば努力値振り完了です。
もう一息頑張りましょう。
さて、この余りの6はどこに振るべきでしょうか?
もしどこに振るか迷ったら、HPかすばやさに振っておけば失敗はないと思います。
HPは1でも多ければポケモンが倒されにくくなりますし、素早さは相手より1でも高ければ先制できるからです。
すばやさはすでにMAXなので、今回は余りの6をHPに振りたいと思います。
このときの振り方も、微調整するの項で紹介した3つの方法と同じでOKです(ハネを使う場合は6個、ポケモンを倒す場合は6匹)。
完了
これでこうげきとすばやさに252ずつ、HPに6振ることができ、努力値がMAXの510になりました。
これで努力値振りは完了です。
ステータス画面でXボタンを押して確認してみましょう。
こうげきとすばやさがキラキラしていますが、これは1つの努力値がMAX(252)になった証拠です。
そしてグラフが水色なのは、1匹のポケモンの努力値が上限に達した(510になった)証拠です。
これ以降は栄養ドリンクやハネは使えず、ポケモンを倒しても努力値がもらえなくなります。
よくある質問
努力値を振るタイミングはいつがいいの?
「レベルを上げてから努力値を振るか、努力値を振ってからレベルを上げるか…」迷う人も多いと思います。
結論から言うと、どちらが先でもOKです。
最終的な努力値とレベルが同じであれば、まったく同じ強さになるからです。
ただしレベル上げの段階で余計な努力値が入ってしまうと面倒なので、レベル上げには「ふしぎなアメ」や「けいけんアメ」を使うのがおすすめですね(アメでレベルを上げる場合、努力値は一切入らない)。
努力値の振り直しってできないの?
できます。
余計な努力値が入ってしまったポケモンを育て直すには、努力値を一旦リセットする必要があります。
努力値をリセットする場合は「ザロクのみ」などのきのみを使いましょう。
こういったきのみを使うと、対応した努力値を10減らすことができます(ついでになつき度もアップする)。
これで余計な努力値を0にして、鍛えたい能力に振り直せばOKです。
それぞれのきのみが対応している能力は、下の表を参考にしてください。
きのみ | 効果 |
ザロクのみ | HPの努力値が10減る |
ネコブのみ | こうげきの努力値が10減る |
タポルのみ | ぼうぎょの努力値が10減る |
ロメのみ | とくこうの努力値が10減る |
ウブのみ | とくぼうの努力値が10減る |
マトマのみ | すばやさの努力値が10減る |
まとめ
いかがだったでしょうか?
慣れないうちは大変だと思いますが、努力値をしっかり振ることで強いポケモンを育てることができます。
ぜひこの記事を参考に、努力値を振ってみてください!