ポケモン歴20年以上の僕が、ソード・シールドをガチでレビューした

ソード・シールド

ラビットです。

今回は、ポケモンを初代から全作品プレイしている僕が「ポケットモンスターソード・シールド(剣盾)」のガチレビューを書きました。

良かったところも残念だったところも正直にまとめたので、「剣盾を買おうか迷っている」「評判ってどんな感じなの?」という人はぜひ参考にしてください。

※エキスパンションパス(有料ダウンロードコンテンツ)の発売で、評価を更新いたしました。

こんな人におすすめ

結論から言うと、ポケモンシリーズだけあってとても楽しくプレイできました。

これから買う場合は、エキスパンションパスも併せて購入することを全力でおすすめします。

本編&エキスパンションパス第1弾を一通りプレイした感じ、

・新しいポケモンと冒険したい
・仲間と対戦や交換を楽しみたい

という人におすすめできるかなと思いました。

新しいポケモンと冒険したい

ポケモン剣盾には、既存ポケモンのフォルム違いである”ガラルのすがた”を含めると、90体ほどの新ポケモンが登場します。

序盤から見たことないポケモンがバンバン出てくるので、新ポケモンを中心に育てて冒険したいという人には特におすすめです。

もちろん今までのポケモンも一部登場しますが、後ほど説明する”ポケモンリストラ”により手に入らないポケモンも存在します。

「お気に入りのポケモンと一緒に冒険したい!」という人は、推しポケモンが入手できるか下記のページで確認してください(ネタバレ注意)。

追記:エキスパンションパスで、さらに200種類以上のポケモンが追加されるようです。詳細を待ちましょう。

仲間と対戦や交換を楽しみたい

友達との通信も、ポケモンの面白さの1つです。

周りに剣盾をプレイしている人がいるなら、一緒に楽しめると思います。

またWi-Fiを使えば、離れた場所にいる人とも通信できます。

僕のYouTubeチャンネルでも不定期ではありますが「ポケモン交換会」などを行なっており、視聴者同士の交流もさかんです。

▼以前行なった交換会がこちら

【当日参加OK】ラビナー同士のポケモン交換会 〜1日目〜【ポケモン剣盾】

さらに今作は、マックスレイドバトルポケモンキャンプといった通信要素もあります。

マックスレイドバトルは1匹の巨大なポケモンを、4人がかりで倒すというものです。

ポケモンGOのレイドバトルのような感じですね。

マックスレイドバトルは1人でやるとストレスが溜まりますが、友達とやると盛り上がります。

ポケモンキャンプでは、自分のポケモンと友達のポケモンを遊ばせることができるので、ポケモンの可愛さが再認識できますよ。


ここまでを読んで1mmでも「欲しいなぁ」と思った場合、買って損はないかと思われます。

良かったところ

まだ購入を迷っている人のために、良かったところを紹介していきます。

新ポケモンが結構多い

冒頭にも書いたとおり、剣盾には約90体の新ポケモンが登場します。

やはり新ポケモンとの出会いは、めちゃめちゃテンションが上がりますね。

デザインが微妙なポケモンも何匹かいますが、個人的には好きなポケモンも多いです。

ゲーム中のグラフィックでは「キモいな…」と思ったポケモンも、公式ガイドブックのイラストだと可愛かったりしたので、気になる人はぜひ。


ポケモンの連れ歩きができる

エキスパンションパスの発売により、ポケモンの連れ歩きができるようになりました。

連れ歩きはファンからも人気の機能なので、追加されたのはとても嬉しいですね!

しかも今回の連れ歩きはオン・オフができるので、「連れ歩きいらねぇ…」という人にも配慮されております。

連れ歩きができるのは一部のエリアのみですが、やはり後ろをついてくるポケモンは可愛いですね。

シンボルエンカウント

「ポケットモンスターLet’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ(ピカブイ)」に続いて、シンボルエンカウントが採用されています。

フィールドにポケモンが歩いていて、触れるとバトル開始です。

ポケモンによっては目が合うと追いかけてきたり、不思議そうにゆっくり近づいてきたり、逃げたりと色々なリアクションが楽しめます。

シンボルエンカウントだけではなく、草むらからのランダムエンカウント(何が出てくるかわからない)もあるので、「何が出てくるんだろう?」というドキドキ感も健在です。

ジムバトル

スタジアムでの迫力あるバトル

剣盾では、スタジアムでジムリーダーとバトルをします。

広いスタジアムに大勢の観客がいる中でバトルするので、テンションが上がりますね。

観客の声援と相まって、BGMもバトルを盛り上げてくれます。

さらにジムリーダーたちは”ダイマックス”でポケモンを巨大化させてくるので、迫力のあるジムバトルが楽しめます。

ジムミッションが面白い

ジムリーダーに挑むための”ジムミッション”もとても楽しめました。

ミッションはジムによってミニゲーム的なものであったり、謎解き的であったりします。

後半のジムでは、実質ジムミッションなしだったのが少し残念ですが。

育成が一部楽になった

剣盾では、ポケモンの育成が楽になった部分が結構あります。

すべてが楽になったわけではなく、一部不便になった部分もありますが(後述)。

「けいけんアメ」でレベル上げが楽に

今までは四天王の周回などでレベル上げをしていたと思いますが、剣盾ではレベル上げがものすごく楽になりました。

マックスレイドバトルで勝利すると「けいけんアメ」というアイテムがもらえ、それを使うことで一気に経験値を稼いでレベルを上げられます。

楽になりすぎて「こんなんでいいの!?」という感じですね。

アイテムで努力値をMAXまで振れる

レベル上げの他に、努力値振りも楽になりました。

というのも、「タウリン」などのアイテムで、努力値をMAXまで振れるようになったからです。

今まではアイテムで振れる努力値は100までで、残りはバトルなどで振らなければいけませんでした。

しかし今作は、お金さえあればアイテムで楽に努力値を振れてしまうんです。

もはや努力不要です。

「ミント」で性格補正を変えられる

ポケモンは性格によって、上がりやすい能力と上がりにくい能力があります(性格補正)。

せっかく捕まえたポケモンがバトル向きでない性格だとガッカリですよね。

今作では「ミント」というアイテムが登場し、性格はそのままに上がりやすい能力と上がりにくい能力を変更できるようになりました。

つまり性格そのものは変わらないけど、性格補正が変わるということです。

偶然手に入れた色違いや、1匹しか手に入らない伝説ポケモンに使うのがおすすめですね。

後からでもタマゴわざを習得できる

今までは野生で捕まえたポケモンなどは、タマゴわざを覚えることができませんでした。

ですが今作では、預かり屋さんに”タマゴわざを覚えた同じ種類のポケモン”と一緒に預けることで、タマゴわざが習得できてしまうんです。

つまり、タマゴわざを覚えさせるために、いちいちタマゴから育て直す必要がないということです。

野生ポケモンやタマゴわざの遺伝を忘れてしまったポケモンにも、活躍のチャンスが与えられるいい機能ですね。

技思い出しが無償でできる

今作では、ポケモンセンターで「ハートのうろこ」なしで(つまりタダで)技の思い出しができるようになりました。

これにより、ポケモンの技構成を気軽に変えられるようになっています。

「ポケモンボックス」がどこでも使える

前作のピカブイに続いて、わざわざポケモンセンターに寄らなくてもボックスが使えます。

移動中にポケモンの入れ替えができるので、かなり便利ですね。

ピカブイと違い、バッグから使えなくなっているのが最初は戸惑いましたが。

アイテム入手関係

アイテム入手時に説明が出る

剣盾ではアイテムをはじめて入手したとき、そのアイテムの説明文が出るようになりました。

初心者にやさしいのはもちろん、今作から登場した新アイテムの効果もすぐにわかって便利です。

隠しアイテムがわかりやすい

隠しアイテムはポケモンシリーズをやり込んでいる人でないと見つけるのが難しかったですが(だからこその隠しアイテムですが)、剣盾ではキラキラ光っているので見つけやすいです。

時間が経つと復活する物もあるので、この機能はなかなか便利だと思います。

動作が一部快適になった

システム面も一部快適になりました。

些細なことかもしれませんが、次のような感じです。

一部チュートリアルが飛ばせる

最近のポケモンシリーズではお馴染みの”ポケセンの説明”や”ポケモンの捕獲チュートリアル”が、選択肢で飛ばせるようになりました。

ポケモンを毎作品プレイしている僕としてはこれらのチュートリアルは不要だったので、これはありがたいですね。

もちろん説明を聞きたい人は、今までどおり聞くことができます。

空を飛ぶが速い

ピカブイ同様、秘伝技は廃止。

タウンマップから町や道路に飛ぶことができます。

その際アニメーションは入らず、暗転ですぐに目的地に着きます。

最初は「演出が素っ気ないな」と思いましたが、何度も使うことを考えるとこれぐらいが丁度いいですね。

戦闘アニメオフでボール投げモーションカット

設定で戦闘アニメをオフにすると、主人公がポケモンを繰り出すときのモーションがカットされます。

野生ポケモンから早く逃げたいときなどに少し便利です。

地味〜なところですが、助かりますね。

残念だったところ

次は、残念に感じたところも正直に書いていきます。

僕自身ポケモンが好きすぎて期待しまくっていたので、少し辛口かもしれませんがご了承ください。

ポケモンリストラ

やはり一番残念だったのは、ポケモンのリストラですね。

既存ポケモンは、500匹ほどリストラされています。

もちろん全国図鑑もありません。

今まではその地方に出ないポケモンも過去作から連れて来られましたが、剣盾ではガラル図鑑に載っているポケモンしか連れて来られません。

個人的には”全員揃ってこそのポケモン”と思っているので、次回作以降は全ポケモン揃うようにしてほしいところです。

まぁインタビューなどを見ていると、絶望的ですが…。

◆リストラ問題について詳しく知りたい人はこちら↓

追記:エキスパンションパスで、200種類以上のポケモンが追加されるようです。詳細を待ちましょう。

メガシンカもなし

剣盾では新要素”キョダイマックス(巨大化して姿も変わる)”がある代わりに、メガシンカが廃止になりました。

メガシンカによって、バトルで活躍できたり人気が出たポケモンもいたので、ガッカリした人も多いのではないでしょうか。

キョダイマックスしたときに、メガシンカの姿になっても良かったのでは…と思っています。

公式の対応

このリストラ問題の中で僕が一番ガッカリしたのは、公式からのしっかりした発表がなかったことです。

海外では、公式サイトやゲームイベントで告知がありました。

しかし国内では、ゲーム雑誌のインタビューなどで触れただけで公式サイトでの告知はありませんでした。

わざわざ海外のサイトやゲーム雑誌をチェックする人は多くないと思うので、この対応は不親切すぎると感じましたね。

クリア後のやり込み要素がほぼない

最近のシリーズ同様、剣盾には”やり込み”と呼べるものがあまりありません。

個人的に「ポケモンは徹底的にやり込みたい」と思っているので、クリア後にやることがあまりないのが残念でした。

一応バトルタワーはありますが、ボス的なキャラもおらず(途中でチャンピオンは登場しますが)、相手が「まもる」を多用したりとあまり楽しめませんでした。

あとは強いて言うなら、レイドバトルネット対戦カレー作りなどがやり込みにあたると思いますが、個人的には「やり込みたい!」という気持ちにはなりませんでしたね。

エメラルドやプラチナのようなバトルフロンティアがあるととても嬉しいんですが…。

ちなみに「ポケモンをやり込みたい」という人には、こちらの記事がおすすめです。

ストレスだらけのレイドバトル

レイドバトルは一応剣盾におけるやり込み要素になると思うんですが、やっていてストレスを感じることが多いです。

2人以上で協力して遊ぶ分にはそこそこ楽しめますが、1人でやるのはかなりの苦行です。

嫌がらせのようにNPCが弱い

レイドバトルは4人1組で行ないますが、人数が足りない場合NPC(ノンプレイヤーキャラクター)が穴埋めに参加してくれます。

しかしこのNPCが、うんざりするほど弱いんです。

HPが満タンなのに回復技を連打したり、能力アップ技を連打して攻撃してくれなかったり…。

しかも相手の技ですぐ死んでしまうので、足手まといでしかありません。

「嫌がらせか!?」と思ってしまうほどのヒドさです。

レイドバトルは、なるべく2人以上で協力プレイすることをおすすめします。

ただしその場合、主催以外の人はポケモンの捕獲率が下がってしまうのが悩ましいですね…。

バトルのテンポが悪い

NPCの弱さに加えて、バトルのテンポの悪さもストレスを加速させます。

例えば天候ダメージ。

砂嵐やあられでダメージを受けるのが1匹ずつなので、長いです。

そして複数のポケモンが同時に「ひんし」になった場合も、「〇〇は倒れた!」→「上空の嵐が勢いを強めている…!」→「〇〇は倒れた!」→「さらに嵐が勢いを強めている!!」といった感じでとにかく長いです。

この辺りはまとめてダメージを受けたり、まとめて倒れてほしいですね。

ストーリーが微妙

発売前のインタビューで”ストーリーやキャラクターが魅力的なので、お楽しみに”みたいなことを言っていましたが、個人的には正直微妙かなと。

なるべくネタバレしないようにまとめます。

少し進むごとにイベントで足止めされる

最近のポケモンシリーズすべてに言えることですが、少し進むごとにイベントやムービーで足止めされます。

話が長いうえに、あまり意味のない選択肢が出たりするので、もうちょっとあっさりさせてほしいなと思いましたね。

ストーリー後半の展開が唐突すぎる

ストーリー後半に、ほぼ伏線なしで悪の組織が登場して「え、誰?何?」となってしまいました。

さらにその動機もあまり理解できないまま、伝説ポケモンとバトルしてイベント終了。

「結局何だったんだ?」という感じでした。

悪の組織のアジト的なところも、タワーをエレベーターで上がっていき途中で下っ端3回バトル、頂上で幹部とバトル。以上。という感じで拍子抜けでした。

ストーリーに力を入れるならもっと作り込んでほしいですし、それが難しいなら初代、金銀のようにシンプルにしてほしいですね。

ムービースキップ機能の意味

ピカブイに続いて設定でムービースキップができますが、飛ばせるのは一部だけです。

町に着くたびに起こるイベントや、伝説ポケモン登場のムービーも飛ばせないので「何のためのムービースキップ機能なんだ…」と思ってしまいました。

このシステム自体はありがたいので、もっとしっかりと作り込んでほしいですね。

初見では絶対わからない進化方法が多い

新ポケモンの進化方法が複雑なものが多く、「レベルを上げてるのに進化しないな…」ということが多かったです。

攻略を見ないとわからないものばかりで、自力で気づけた人はほぼいないと思います。

例えば、”一定以上のダメージを受けた状態で、特定の場所に行く””1試合で3回急所に当てる”といった感じです。

ノーヒントでここまで複雑にするのもどうなのかなと思ってしまいました。

スプレーを使用してもシンボルのポケモンが消えない

野生ポケモンと戦いたくないときに便利な「むしよけスプレー」。

しかし今作では、使ってもシンボルのポケモンが消えません。

これじゃスプレーの意味がないですよね…。

育成が一部面倒になった

育成の一部は楽になりましたが、逆に劣化した部分もあります。

わざマシンの内容がしょぼい

今作のわざマシンで習得できる技は「うずしお」や「こわいかお」など、微妙なものが多いです。

次に詳しく書きますが、「10まんボルト」などの有用な技は使い捨ての「わざレコード」になっています。

有用な技は使い捨ての「わざレコード」に

バトルでよく使う有用な技は、使い捨ての「わざレコード」で習得しなければなりません。

「わざレコード」はレイドバトルの報酬でもらえたり、ワットショップというところで日替わりで入手できます。

恐らくレイドバトルへの参加を促すためだと思いますが、有用な技は素直にわざマシンで出してほしかったです。

特性「シンクロ」の仕様変更

特性「シンクロ」は、野生ポケモンに対して100%有効になりました。

その点は便利なんですが、代わりに伝説ポケモンやレイドバトルのポケモンには一切効果がありません。

過去作品では伝説ポケモンにも「シンクロ」の効果があったので、そこから劣化しているのはどうかと…。

一応性格補正を変えられる「ミント」はありますが…。

ポケモンのサイズ感

これはそこまで大きな不満ではありませんが、ポケモンのサイズがしっかりと再現されていないのが少し気になりました。

具体的には、ホエルオーやハガネールなどの大きなポケモンが、バトル画面だと小さかったりといった感じです。

発売前のインタビューでは”大きさの表現にこだわった”というようなことを言っていましたが…。

ポケモンコロシアムのホエルオーのように、大きいポケモンは大きく描いてほしかったです。

何とも言えないところ

エラーやデータ消失が起きやすい?

僕の場合、現段階(150時間以上プレイ)で問題はありませんが、プレイ中にエラーが発生したりデータが消えたという人もいるようです。

任天堂は「特にそういった問題は確認できていない」と言っているようですが、エラーが起こる可能性があるというのを頭に入れておいた方がいいかもしれませんね。

気になる人は調べてみてください。

まとめ

ポケモンが好きすぎるあまり厳しいことも書きましたが、ポケモンだけあって楽しいことは間違いないです。

・新しいポケモンと冒険したい
仲間と対戦や交換を楽しみたい

上記のような人には特におすすめですので、興味があればぜひプレイしてみてください!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。