ポケモン歴25年以上の僕がスカーレット・バイオレットをガチでレビューした

スカーレット・バイオレット

どうも、ラビットです。

今回は、ポケモンを初代から全作品プレイしている僕が「ポケットモンスタースカーレット・バイオレット(ポケモンSV)」のレビューガチで書きました。

良かったところも残念だったところも忖度なしでまとめたので、買おうか迷っている人はぜひ参考にしてください。

またなるべくネタバレしないようにはしますが、多少はやむを得ないのでご了承ください。

▼DLCのレビューはこちら

結論:最近のポケモンでは最高傑作

いきなり結論から言うと、最近のポケモンでは最高傑作だと思います。

過去作の要素が随所に感じられ、まさに「ポケモンの集大成」といった印象です。

この記事を書いている時点(2022年11月28日)で、

  • クリア後のイベントもある程度攻略済み
  • プレイ時間35時間以上

といった感じです。

新ポケモンも多くてワクワクしましたし、ストーリーも感動的だったので、一気にプレイしてしまいました。

僕が買ったのはバイオレットなんですが、何なら「スカーレットも欲しいなぁ」と思ってしまってますw

ポケモンシリーズが好きな人はもちろん、「最近のポケモンはよくわからない」とか「これからポケモンを始めてみたい」という人にも全力でおすすめします!

一応僕のYouTubeチャンネルにも実況プレイ動画があるので、よければ参考にしてください。

良かったところ

まずはプレイしていて感じた「良かったところ」を紹介していきます。

新ポケモンが多い

冒頭で触れたとおり新ポケモンが多く、プレイしていてかなりワクワクしました。

既存ポケモンの進化などを含め、100匹ほどの新ポケモンが登場します。

ポケモンのデザインについては賛否両論あるかと思いますが、僕としてはかなりいいデザインのポケモンが多いと感じました。

また毎度のことながら、公式イラストやアニメで印象が変わることもあるので、それらを見るのが楽しみですね。

ポケモン図鑑も素晴らしい

また、ポケモン図鑑の画面も”本棚風”でとてもかっこいいです。

本が好きな僕はそれだけでテンションがあがりましたね。

さらに、ポケモン図鑑に進化系のシルエットが載るようになったので、無進化ポケモンを一生懸命育てて「あれ?なかなか進化しないなぁ…」となってしまうことも減るでしょう。

僕は進化するポケモンをパーティに加えて旅するのが好きなので、この機能はとても重宝しました。

ポケモンのグラフィックが最高

発売前のPVでもわかっていたことですが、ポケモンのグラフィックが素晴らしいです。

動物系ポケモンの毛並み金属系ポケモンの光沢感爬虫類ポケモンの鱗などなど…。

かなり細かく描かれていて、ポケモンの存在がよりリアルに感じられました。

過去作の要素がてんこ盛り

今作にはメインのシナリオが3つあり、「チャンピオンロード」は従来どおりジムバッジを集めてポケモンリーグに挑むというシナリオ。

しっかり四天王もいるので、X・Y以前のポケモンに回帰した感じです。

「レジェンドルート」は、各地にいるヌシポケモンを倒していくシナリオ。

これはサン・ムーンっぽいですね。

残る「スターダスト★ストリート」は、不良グループ「スター団」を解散させるシナリオ。

これもポケモンシリーズ恒例の悪の組織を彷彿とさせます。

連れ歩きもパワーアップ

ハートゴールド・ソウルシルバーなどにもあった機能で、ポケモンファンから人気の高い連れ歩きもあります。

しかも連れ歩くだけでなく、「レッツゴー」という機能を使えばフィールドで野生のポケモンと自動で戦わせることもできます。

これにより、経験値も稼ぎやすくなりましたね(もらえる経験値は少し減ってしまいますが)。

レジェンズアルセウスからの要素も

レジェンズアルセウスでとても便利だったシステムもいくつか引き継がれています。

例えば、手持ちポケモンの技をメニューからいつでも思い出せます。

次に戦う相手に合わせて手軽に技を入れ替えられるのは、とてもありがたいですね。

さらに「不意をつく」システムも継続です。

野生ポケモンの後ろから勝負をしかけると、相手が1ターン行動できないというものです。

便利なシステムだったので、引き継がれて嬉しいですね。

初代世代に嬉しいサプライズも!

とある町に、初代のポケモンアイコンが描かれた建物があります。

僕は初代からポケモンをやっているので、かなり感動しました。

嬉しいファンサービスですね。

感動のストーリー

今作はストーリーも非常に感動的で、映画を観たような気持ちになりました。

人間とポケモンの絆が描かれていたり、人間関係やいじめ問題も扱ったりと色々深かったです。

僕は基本「ポケモンに深いストーリーはいらない」と思っていましたが、今作はすごく良かったですね。

マップが使いやすくなった

今作は画面上に常にミニマップが表示されているうえ、目的地の設定もできるようになったため、過去作よりも冒険しやすくなったと思います。

完璧な使い心地とは言えませんが、今まで作品のマップに比べればかなりの進歩だと思います。

さらにポケモンセンターで、冒険のヒントも聞くことができるので安心ですね。

BGMが素晴らしい

ポケモンシリーズのBGMは常に素晴らしいですが、今作は特にそう感じました。

スペインを舞台にしているためか情熱的な曲が多く、とても盛り上がります。

残念だったところ

続いては正直に「残念だったところ」も書いていきます。

相変わらずイベントは長め

今作のストーリーは感動すると書きましたが、とはいえ「少しイベントが長いかな…」と感じました(ムービースキップ機能はありますが)。

最近のポケモンシリーズは総じてイベントシーンが長いので、そういった方向性で開発しているのかもしれませんね。

もしくは僕が短気になったのか…?w

攻略順が実質自由ではない

今作は「自由に好きなところから攻略できる」というのが売りだと思います。

しかし、こちらの進行度に関わらず相手のレベルは固定になっているため、ある程度攻略順は決まってしまいます。

実際僕も、本来は中盤に行くべきところに序盤で行って苦戦したり、序盤に行くべきところを中盤に行ってしまい楽勝すぎて物足りないといったことがありました。

次回作もこのようなスタイルなのであれば、こちらの進行度に合わせて相手のレベルも調整してほしいなと思いました。

野生ポケモンの当たり判定が大きい

今作では、明らかに野生ポケモンに当たってないのに当たった扱いになり、バトルになることが多々あります(下の画像参照)。

明らかにニューラには当たっていないはずなのに…。

またフィールド上の小さなポケモンは見えにくく、気づかず接触してしまうこともよくあります。

後者はまだ我慢できるのですが、前者は納得がいかないというか…。

特に急いで移動したいときに食らったり、何回も連続で食らったときはストレスです。

ジムリーダーの切り札が微妙

今作のジムリーダーは、切り札ポケモンをテラスタル(ポケモンのタイプを変化させる)させてきます。

その演出自体はとてもいいのですが、肝心の切り札ポケモンが専門タイプ外なことがほとんどで、微妙だなと感じました。

例えば、虫タイプのジムリーダーの切り札がヒメグマだったり…といった感じです。

もちろんテラスタルによりちゃんと虫タイプにはなっているんですが「う〜ん…」という何とも言えないモヤモヤが残りました。

個人的には「タケシといえばイワーク」「カスミといえばスターミー」みたいなのが好きなので、そこは少し残念でしたね。

ただしウソッキーがテラスタルで草タイプになるのは、かなり面白いと思いました。

ボックスのポケモン表示が遅い(修正済み)

アプデで改善されて快適になりました!

ボックスを切り替えた際、ポケモンのアイコン表示が遅いです。

以下の画像はボックス切り替え直後のものですが、ポケモンが2匹しか表示されていませんね。

しかし実際には30匹ぎっしりポケモンがいて、それが順次表示されていくという感じです。

そのボックスのポケモンが全て表示されるのに3秒くらいかかるので、地味にストレスですね。

バグ(エラー)が多い

今作はバグが多いようで、中でも深刻なのがエラーでゲームが強制終了されるというものです。

僕も1度そのエラーが出てしまい、長時間レポートもしていなかったので絶望していましたが、下記の方法でデータを無事復旧できました。

ただし、その人の状況によっては100%復旧できるわけではないようです。

また四天王のBGMがバグることもありましたが、今はアプデで修正されたようです。

まとめ

残念だった点もありましたが、最初に述べたとおり最近のポケモン作品では最高傑作だと思います。

ポケモンに1mmでも興味がある人なら楽しめると思うので、購入を迷っている人はぜひ1度プレイしてみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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