どうも、ラビットです。
今回は「ポケモンが大好き!」というあなたに、どうしてもおすすめしたい本を2冊紹介します。
この2冊を読めば、もっとポケモンが好きになること間違いなし!
普段読書をしない人でも読みやすく、お子さんにもおすすめですので、ぜひ読んでいただければと思います。
おすすめの2冊
その2冊とは何なのか先に書くと、「ポケモンをつくった男 田尻智」と「ポケモン空想科学読本シリーズ」です。
では、それぞれを詳しく解説していきます。
ポケモンをつくった男 田尻智
こちらの本には、ポケモンの生みの親・田尻智さんの幼少期〜ポケモンを生み出すまでのストーリーがマンガで描かれています。
田尻さんの幼少期の経験が「ポケットモンスター」という世界観をつくり上げているんだというのがすごく伝わる本で、ポケモン好きならきっと気に入ると思います。
また、杉森さん(キャラクターデザインなどを担当)や増田さん(音楽担当、後の開発本部長)との出会いによって、ポケモンがどんどん完成に近づいていく様子もとてもワクワクしました。
もちろんたくさんの困難があったようですが、「絶対にいいゲームをつくろう!」という情熱や仲間との結束で乗り越えていく場面は感動ものです。
この本を読んだ後に改めて初代ポケモンをプレイすると、とても感慨深いです。
ポケモン開発初期の貴重な資料もちょこちょこ載っており、ボツポケモンの姿も見ることができます。
また当時はカメックスが「カラバジオ」という名前で開発が進められていたりなど、意外な発見もたくさんあります。
ポケモン好きなら、この資料を見るだけでも楽しめると思いますよ。
僕の文章ではうまくこの本の魅力を伝えきれてないかもしれませんが、本当におすすめの1冊です。
冒頭でも書いたとおりマンガなので、読書が苦手な人やお子さんでも楽しく読めると思います。
ポケモン空想科学読本シリーズ
こちらはポケモン図鑑の説明文をもとに、ポケモンの能力などを科学的に検証している本です。
著者は「空想科学読本」でお馴染みの柳田理科雄(やなぎたりかお)さん。
ちなみに空想科学読本とは「マンガやアニメ内の現象を科学で解き明かす」的な本なので、それのポケモン版といった感じですね。
「科学」というと何やら難しそうですが、わかりやすく簡単に解説してくれているので、小学校中学年以上であれば楽しく読めると思います。
また、挿絵で姫野かげまるさん(ポケモンカードなどのイラストも担当している方)のイラストも入っているので、内容も理解しやすくなっています。
さすがに本の内容を丸々書くことはできないので、ひとまず1巻の目次から特に目を引くであろうコンテンツをピックアップしておきますね。
これらを見て「面白そう!」と思ったら、この本も楽しめると思います。
- ピカチュウが放つ「10まんボルト」の電撃はどんな威力なのか?
- 手のひらでダイヤモンドを作るディアンシー。どういう仕組みなんだろう?
- 血を吸いまくるゴルバット。どれだけのポケモンが犠牲になるのか?
- 空間をゆがめて、物を遠くへ飛ばすフーパ。そんなことをしたらどうなる?
などなど。
本来であれば「ゲームだから」の一言で片付いてしまう現象を、大真面目に科学で検証するというのはとても面白いです(文章もところどころお茶目)。
また単に面白いだけでなくポケモンを通じて「化学」「地学」「物理」「生物」が学べるので、勉強にもなります(繰り返しますが、決して難しくないです!)。
マンガではないので読書が嫌いな人はキツいかもしれませんが、本のサイズが小さいので移動時間などにちょこちょこ読めるのもいいですね。
少しでも興味があれば、ぜひ1巻から!
まとめ
「ポケモンをつくった男 田尻智」は、
- マンガで読みやすい
- ポケモンの開発ストーリーが読める
- 開発初期の資料がちょこっと見られる
といった点がおすすめ。
「ポケモン空想科学読本シリーズ」は、
- ポケモンを通じて科学が学べる
- 好奇心をくすぐる内容と文章である
- 姫野かげまるさんの綺麗なイラストも見られる
といった点がおすすめです。
ぜひご自身で読んだり、ポケモンが好きな友達やお子さんにプレゼントしてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。