どうも、ラビットです。
今回は、マイナスドライバーでファミコンカセットを開ける方法を紹介します。
いわゆる”殻割り”というものです。
「電池交換をしたいけど開け方がわからない」「カセットを開けて中までクリーニングしたい」という人は参考にしてください。
ただし、ナムコなどのカセットや特殊な形のカセットはこの方法では厳しいのでご注意ください。
用意するもの
用意するものはマイナスドライバーのみです。
ただし、幅が3〜4mmのものを選びましょう。
これより細いとカセットを傷つける可能性が高くなり、太いとカセットの隙間に入りづらいからです。
実際の手順
では実際に開ける方法を画像付きで解説していきますね。
まずはいらないカセットで練習するのがおすすめです。
※万が一破損した場合の責任は負いかねますので、くれぐれも自己責任でお願いします。
ツメの位置を確認する
通常のファミコンカセットは、4つのツメで固定されています。
開け始める前に、一応ツメの位置を知っておきましょう。
下記画像の赤丸部分にツメがあります。
実際にはこんな感じです。
横のツメを外す
では早速開けていきます。
まずはカセット下部(端子側)にドライバーを差し込みましょう。
このとき、指で軽く隙間を開けてやると、ドライバーが差し込みやすいです。
次にカセットをしっかり押さえながら、ドライバーをカセット表側に持ち上げます(ドライバーを起こす感じ)。
すると「バキッ!」という音がしつつ、ツメが外れます。
かなりヤバそうな音がするので不安になると思いますが、大体無事です。
その後は、反対側も同じようにしてツメを外しましょう。
上のツメを外す
続いて、カセット上部のツメを外していきます。
四角い穴にドライバーを差し込み、カセット表側に持ち上げます。
このとき、あまり深く入れすぎないのがポイントです。
するとまた「バキッ!」という音とともに、ツメが外れます。
もう片方も同じように外しましょう。
殻割り完了
これでカセットが開きました。
あとは電池交換やクリーニングをしましょう。
ちなみに、クリーニングには無水エタノールがおすすめです。
カセット表面はもちろん、基盤にも使えて便利ですよ。
カセットを元に戻すときは
開けたカセットを元に戻すときは、道具は必要ありません。
カセットをグッと押さえつけて、ツメをはめ込めばOKです。
意外と力が必要なので注意しましょう。
劣化したカセットは割れる可能性も
基本的には上記の方法でいけますが、カセットのプラスチックが劣化していると割れてしまう可能性があります。
あまりにも古いカセットは開けない方がいいかもしれませんね。
以上、ファミコンカセットの開け方でした。
上手く開けられるように、何度か練習してみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。